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パネルディスカッション (一部要約・抜粋)

  • 血栓症予防啓発シンポジム

 プロフィル 

辛坊  治
 1980年早稲田大学法学部卒業。読売テレビ放送でアナウンサー、報道局情報番組部長、解説委員長を経て、2010年から現職。大阪綜合研究所代表を務める傍ら、キャスター、ニュース解説を担当する。


浜岡  隆文
 東京医科大学大学院医学研究科修了。1996年第1回ヨーロッパスポーツ科学学会若手研究者賞などを受賞。新たなテーマとして、脱水時にナットウキナーゼが凝固線溶系に与える効果について研究を行っている。


中井  美穂
 ロサンゼルス生まれ。1987~95年フジテレビアナウンサー。「世界陸上」(TBS)のメインキャスターを務め、「宝塚カフェブレイク」(TOKYO MXテレビ)などにレギュラー出演中。演劇コラムの連載やクラシックコンサートのナビゲーターなどを行っている。

脳梗塞予防に有効なナットウキナーゼ

中井 血栓症経験者の体験談を聞くと、やはり時間が大事。発症後いかに早く処置を行えたかで予後が変わってくる。私は、父、伯父、甥(おい)が脳梗塞を患ったので、家系的に危機感を持っている。

辛坊 脳梗塞は遺伝する?

浜岡 厳密に言えば、答えは「ノー」だ。ただ、動脈硬化の原因となる高血圧、高脂血症、糖尿病などは遺伝的要因もあるので、家族に脳梗塞罹患(りかん)者がいる場合は、気を付けたほうがいい。

辛坊 夏は特に血栓症の発症リスクが高まる。どう気を付ければ良いか。

浜岡 脱水になると血液がドロドロになるので、こまめに水分をとること。電解質の入ったスポーツドリンクなら、なおいい。同時に、やはり生活習慣の改善。栄養、運動、休養、節酒、そして禁煙だ。

辛坊 中井さんは日頃、何か心がけている?

中井 何事もやりすぎないようにしている。食べすぎない、飲みすぎない、動きすぎない。

辛坊 今日は希望者に血管年齢の測定をしている。中井さんは?

中井 44歳という結果。実年齢より10歳若い(笑)。

辛坊 血管年齢は、どのように測定する?

浜岡 音の伝達速度を測っている。例えば硬い水道管をたたくと音は早く伝わるが、軟らかいゴムホースでは遅い。

辛坊 つまり伝達速度が遅いほうがいいと。今、会場の皆さんもずっと座られているが、同じ姿勢でいることも良くないのでは?

高岡 エコノミークラス症候群の原因になる。当協会では、簡単にできる「血栓予防体操」を推奨している。ぜひホームページをご覧いただきたい。

辛坊 血栓予防にはナットウキナーゼが有効だというお話もあった。

浜岡 ナットウキナーゼは納豆に含まれるたんぱく質分解酵素で、特異的に血栓を溶かすという優れた特長を持っている。

辛坊 そのナットウキナーゼが血栓を溶かしているVTRがある。

浜岡 これは実験用に血液の流れを作り、人工的に血栓を作ったもの。ここにナットウキナーゼを投与すると、血栓がみるみる溶けていく。

辛坊 これはすごい。しかし、こんなに溶かして問題ない?

浜岡 ナットウキナーゼは、血栓だけを溶かすので問題ない。また、抗凝固薬ワルファリンと併用しても、出血傾向に働くことはないので安全だ。だが、納豆は血液を凝固させるビタミンK2を含み、ワルファリンの効果を低減させてしまう。

辛坊 つまり納豆とナットウキナーゼは違うと。納豆には血液凝固成分が入っているが、ナットウキナーゼはその成分が取り除かれているから、血栓予防には効率が良い。

サプリメントで効率よく摂取

中井 私もナットウキナーゼのサプリメントを服用している。においもなく、のみやすいと思う。

辛坊 ナットウキナーゼのサプリメントは、いくらぐらい?

高岡 だいたい1日あたり100円前後。ただ、最近は模倣品も多く出回っているので、当協会で制定した「JNKAマーク」のある商品を選んでいただきたい。これは、私どもが血栓予防として推奨している1日の摂取量2000FU(※)を含み、一定の品質基準と安全基準を満たしているという証票だ。

浜岡 脳梗塞になると、通常1か月以上の入院だ。医療費負担が大きい。しかし、お金より発症させないことが重要だ。予防の基本は、まず生活習慣の改善。夏はこまめな水分補給。その上でナットウキナーゼも有効な選択肢の一つとして考えていただければ。

辛坊 皆様がいつまでも健康で長生きであるように。本日のシンポジウムをぜひその一助としていただきたい。

※血栓の主成分であるフィブリンの分解力を表す単位


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