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 血液中にできた血栓が血管を詰まらせることによって引き起こされる脳梗塞や心筋梗塞などの血栓症。夏は、脱水により発症リスクが高まる季節です。そこで、血栓症の起きる仕組みや原因、有効な予防法などについて理解を深めるため、5月30日に神奈川県川崎市でシンポジウムを開催しました。血栓症に詳しい専門家による基調講演ほか、血栓症経験者のトークコーナー、パネルディスカッションの模様をご紹介します。

〔共催〕 日本ナットウキナーゼ協会/読売新聞社広告局

 日本ナットウキナーゼ協会は、2003年1月にナットウキナーゼの健康食品としての品質と安全性、科学的根拠に基づくさまざまな情報を消費者の皆様に広くお伝えすることを目的に設立いたしました。近年、市場の拡大に伴い、模倣品も多く出回るようになりました。当協会では厳格な規格基準を満たした適合製品に「JNKAマーク」を付与し、皆様に安心してご購入いただけるよう努めているほか、血栓症を発症しやすい夏と冬には、血栓症予防の啓発活動も積極的に行っております。人生のリスクである血栓症をいかに予防するか。本日のシンポジウムが皆様のお役に立つことを願っております。

基調講演

脳梗塞には前兆がある

 血栓症とは、動脈硬化によって血液が詰まり、酸素や栄養が運ばれなくなることでその先の細胞が壊死(えし)してしまう症状をいい、血栓のできる場所によって脳梗塞、心筋梗塞、肺塞栓症、エコノミークラス症候群などと呼ばれています。特に脳梗塞は、重篤な病態を引き起こすことがあるため、「一過性脳虚血発作(TIA)」といわれる前兆を見逃さないことが非常に大切です。これは一時的に脳の血流が滞ることにより、ろれつが回らない、めまいがする、手足がしびれるといった症状が5分から30分くらい続いたのち消失するというもので、こうした症状が複合的に起きたり、頻発したりすると、約30%の人が5年以内に脳梗塞を発症するといわれています。また、血栓症は高齢者の病気と思われがちですが、実は35歳から発症リスクがぐっと高くなっています。

夏は脱水によって血液が詰まりやすくなる

 血栓症の予防法は、生活習慣の改善です。運動、栄養、休養をバランスよく取り、適度な飲酒と禁煙を守って、できるだけストレスを受けない生活を心がけること。さらに今の時期は、水分をこまめにとることも大切です。血栓症による死亡者数が、血管の収縮しやすい寒い時期に増えるのは事実ですが、夏もまた、脱水によって血液が詰まりやすくなり、発症率が高まるので、油断は禁物です。

 運動は、血栓症などの生活習慣病だけでなく、うつや認知症の予防にも効果があるという研究結果が出ていて、身体活動量が高い人ほど健康に寄与することがわかっています。運動ができない方でも、エネルギー消費量を増やすことを意識して、寝るより座る、座るより立つ、立つより歩くというふうに、できるだけ筋肉を動かすと代謝量を上げられます。ウロウロ、キョロキョロ、ソワソワといったごく小さな身体活動もエネルギーの消費に役立ちます。

 栄養は、バランスの良い食事が一番ですが、食事でとりきれない栄養素をサプリメントで補うのも良い方法で、血栓症予防においてはナットウキナーゼがお勧めです。ナットウキナーゼは、血栓の主成分であるフィブリンを特異的に溶かす働きに優れたたんぱく質分解酵素です。ヒトの臨床試験では、ナットウキナーゼの摂取により、血流の改善や血圧降下作用、エコノミークラス症候群の発症の抑制といった効能が認められ、抗凝固薬のワルファリンと併用した場合や血栓症経験者も安心して摂取していただけます。また、血液をサラサラにする作用が出血傾向には働かず、正常の基準値内の変動にとどまっていることもナットウキナーゼの非常に優れた特長です。

 皆様には、ぜひ健康的な生活習慣を守って血栓症の予防に努め、充実した毎日を過ごしていただきたいと願っています。

トークコーナー

たちばな   たい
立花 泰さん(60歳) 47歳の時に脳梗塞を発症

 「朝、目覚めると、天井と床の区別がつかず、すべてが曲線に見えました。幸い家内がすぐに病院に連絡し、奇跡的なオペレーションを受けることができましたが、当時は血圧も高く、体重は110キロ。高血圧の家系でしたし、健康診断でも〝今ここで倒れてもおかしくない〟と指摘されていたのに、転職した直後で頑張らなければという思いが強く、そのままにしていました。家内には〝奇跡は二度起きない〟と言われています。発症後は体重を85キロまで落とし、少しでも気になる症状があれば病院に行き、医師の言うことを聞くようにしています」

こみぞ たけし
小溝 毅さん(73歳) 64歳の時に急性心筋梗塞を発症

 「出勤時、地下鉄の改札口を通ろうとした時に、胸に誰かとぶつかったような衝撃を受けました。次第に指先がしびれ、心臓をわしづかみにされる感覚が襲ってきて、〝これはヤバい〟と直感しました。携帯で救急車を呼び出したところ、幸いなことに駅の真上が大学病院で、発症後わずか20~30分後に手術を受けることができました。私の命が助かったのは、電車に乗る前であったこと、携帯があったこと、至近距離に病院があったこと、そしてテレビの健康番組等で得た〝これは心筋梗塞かも〟という知識があったことだと思っています」

なかむら    たかこ
中村 多香子さん(47歳) 43歳の時にエコノミークラス症候群を発症

 「朝、左脚がパンパンに腫れ、ブーツが履きづらいと感じました。おそらく持病のヘルニアの症状だろうと整骨院に行ったところ、先生が〝これは異常だ〟と。病院で血液検査をし、即、入院となりました。痛みがないので、当初私には危機感がまったくなかったのですが、医師に〝今、手術しないと〟と言われ、恐ろしくなりました。私は飲酒も喫煙も一切しません。〝まさか自分が〟という思いでしたが、今考えると、長時間のデスクワークも良くなかったのかなと思います」


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