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パネルディスカッション

脳梗塞の予防はまず動脈硬化にならないこと 〜水分補給にも工夫を

辛坊 夏に最も発症しやすい脳梗塞の予防について教えてください。

浜岡 慢性的な動脈硬化にならないことが一番大事です。生活習慣病にならないように気を付けるべき点(運動・食事・禁煙・飲酒など)に加えて、ストレスをためないことも重要です。ストレスが慢性化すると動脈硬化が進行し、さらに脱水状態になると血液が流れにくくなり、血管がつまってしまいます。生活習慣改善とストレスのコントロール、脱水にならないことが脳梗塞予防のポイントです。

辛坊 夏場に運動する時は水分補給も大切だと思いますが、注意点はありますか?

千葉 「水分補給はこまめに早く 」が基本です。胃から吸収される水分量はコップ1杯分といわれており、吸収されるまでに20~30分かかりますので、一気飲みは避けた方がよいです。喉が渇く前に少しずつ水分補給をしましょう。

血栓症にならないためには普段の生活での心がけから

辛坊 八木さんは普段の生活の中で予防対策をされていますか?

八木 先日、仕事中に突然めまいがして倒れ、救急車で大学病院に運ばれました。脳梗塞の疑いで精密検査を受けたところ、脳に異常はありませんでした。自律神経の乱れからもともと細い血管がより細くなり、脳の末梢(まっしょう)血管まで血液が届かなくなってめまいが起こったようです。一度発症すると回復までに4~5日かかりますので、前兆があると安静にして過ごすように気を付けています。

辛坊 脳梗塞はめまいと関係があるのでしょうか?

浜岡 脳に血液がいかなくなると様々な症状が表れ、そのひとつがめまいです。八木さんの場合、過労による疲れなどが原因で自律神経のバランスが悪化した可能性が考えられます。

千葉 約10年前、米国で高地トレーニング合宿をしていた時、同行者が入浴中に脚が動かなくなって救急車で運ばれました。脚に血栓ができたのが原因でしたが、前日に急にストレッチをやったことや深酒、高カロリーの食事、高地という乾燥した環境などが関係しているのかもしれません。

辛坊 ストレッチをして血栓症が起こるのですか?

浜岡 もともと動脈硬化の傾向がある人が急にストレッチを行った場合、血管に付着していた血栓がはがれ、つまってしまうことがあります。お酒を飲んだ後入浴して脱水状態になり、それが発症のきっかけになった可能性も考えられます。

辛坊 千葉さん自身、予防のために心がけていることはありますか?

千葉 現役引退後、食事の不摂生から肌荒れを起こしたこともありました。それ以来、野菜をしっかり食べ、肥満につながりやすい三つの「あ」(あまいもの、あぶら、アルコール)の取り方に気を付けています。

血管年齢を知って血栓予防体操の実践を

辛坊 最近、血管年齢という言葉をよく耳にします。

浜岡 脈が伝わる速度を示す「脈波」を測り、基準値から血管年齢を判断します。血管が柔軟な人ほど脈はゆっくりと伝わります。

八木 私は実年齢より10歳も上の数値で、血管の弾力性が弱いという結果が出たのですが。

浜岡 血管が軟らかいと血管年齢が若く、逆に硬ければ高くなります。緊張していると高い数値が出てしまうこともあります。

辛坊 長時間座っていると脚がむくむという人は多いですが、原因と対策について教えてください。

高岡 長時間、同じ姿勢を続けていると血液がドロドロになって血栓ができやすくなり、脚のむくみを引き起こします。この症状がひどくなるとエコノミークラス症候群のリスクが高くなります。当協会では対策として「血栓予防体操」を推奨しており、ホームページで公開していますのでぜひ実践していただきたいです。

血栓を溶かす注目の成分「ナットウキナーゼ」のチカラとは?

辛坊 基調講演では「血栓予防にはナットウキナーゼが有効である」という解説をいただきましたが、八木さんと千葉さんは以前からナットウキナーゼをご存じでしたか?

八木 納豆を食べていれば血液サラサラで安心と思っていました。

千葉 私も納豆にナットウキナーゼが入っていると思い込んでいました。

浜岡 納豆にはナットウキナーゼが含まれますが、血液を凝固させる成分であるビタミンK2も含まれているので、血栓予防効果が相殺されてしまいます。一方、ナットウキナーゼはそれを除去していますので、血栓予防効果はナットウキナーゼの方が強いといえます。

辛坊 ナットウキナーゼはどのタイミングでどれぐらい摂取すればよいのですか?

浜岡 1日の摂取量は2000FU(フィブリンの分解力を示す単位)が推奨されています。脱水が進んで血栓ができやすい夜に摂取するのが効果的です。

辛坊 コスト面も気になります。

高岡 ドラッグストアでは手ごろな価格で販売されています。世界的にも注目されており、米国のドラッグストアでは心臓病予防のコーナーにナットウキナーゼが数アイテム並んでいます。中国でも知名度が上がっており、日本のお土産として購入する観光客も増えています。一方で、模倣品も出回るようになり、当協会では対策として「JNKAマーク」の取り組みを進めています。

辛坊 ナットウキナーゼを摂取することで血液がサラサラになりすぎて、逆に脳出血のリスクが高まることはないのですか?

浜岡 様々な試験を重ねた結果、ナットウキナーゼが血栓を溶解する効果は正常値の範囲内であり、出血している人が摂取しても止まらなくなるというリスクがないことも確認しました。脳梗塞を発症すると入院期間が長く、治療費も高額で薬代もかかるので、やはり予防が大切です。

正しい知識を身近な人と共有して健康で輝く人生を実現

辛坊 会場からは「血栓予防にはどのような運動が適していますか?」とのご質問をいただいています。

千葉 隣の人と会話できる〝ニコニコペース〟をおすすめします。無理なく続けられる運動を選ぶことが大切です。

辛坊 次のご質問は「血栓と高血圧は関係あるのですか?」です。実は私、高血圧でして昨年は上が180まで上がり、現在も薬でコントロールしています。

浜岡 血圧が高いと動脈硬化が進み、血管がつまりやすくなります。最近の研究で、ナットウキナーゼは血圧を下げる効果が確認されています。血管を拡張させたり、炎症を抑えたりする効果も解明されつつあります。血圧をコントロールする薬を飲んでいる人がナットウキナーゼを摂取しても問題はありません。

辛坊 本日は大変勉強になるお話を聞かせていただきました。生活習慣を改善すると同時にナットウキナーゼをうまく生活に取り入れ、日々の健康づくりに役立てたいものですね。

八木 病気になってからの治療よりも予防が大切であると改めて実感しました。正しい知識を得てこれからも予防に努めていきたいと思います。

千葉 本日学ばせていただいたことをぜひ、私の身近な人にも伝えたいです。一番の幸せはやはり健康であることです。いつまでも輝けるような体づくりに取り組み、健康でいられるように皆さんも一緒に頑張っていきましょう。

高岡 ヒトの血液の流れは10万㌔にも及び、地球2周半に相当するといわれています。この流れが滞ることなく健康で長生きするために、ナットウキナーゼが少しでも役に立つことを願っています。

http://www.j-nattokinase.org/
お問い合わせは0120-207-970