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 不慮の事故や災害、急病、そして認知症による徘徊(はいかい)など、身元がわからないために、長く安否が不明であったり、迅速な処置ができなかったりといったトラブルが年々増加しています。磁気健康ギア商品で知られる株式会社コラントッテでは、そうした身元不明の事態から大切な人を守るため、警察や発見者が管理センターに連絡すると、速やかに家族へ連絡が入るシステムサービスを2017年1月から開始しました。今回は、このシステムの開発の経緯や、現在求められているセーフティサービスについて、コラントッテの小松克已社長と、ご自身も心筋梗塞で救急搬送された経験を持つ俳優の森本レオさんが語り合いました。

森本 コラントッテさんは、スポーツ選手などが愛用している磁気ネックレスのメーカーという印象が強くて、こうしたセーフティシステムを開発されていたとは、まったく知りませんでした。

小松 この1月からサービスを開始したところです。以前から、〝いつも身に着けている医療機器〞であることを活用した、サービスの構築ができないかと考えてはいたんです。ある日、認知症のおばあさんが行方不明になって7年後に家族と再会されたというニュースを耳にして、磁気ネックレスに記されたコールセンターのフリーダイヤルを経由して事前に登録した緊急連絡先に電話がいく身元照会サービスを考案して、特許も取得しました。

森本 これからの高齢化社会には必要ですね。

小松 ええ。でも、開発を進めるうちに、認知症患者さんだけでなく、我々現役世代にも必要なサービスだと気づきました。というのも、たとえば急病で倒れ、意識不明で救急搬送された際に、ご家族と連絡がとれないケースが非常に多いんです。携帯のロックは他人には解除できませんし、仮に自宅の電話番号がわかっても、ご家族が不在なことも少なくありません。森本さんも以前、心筋梗塞を経験されましたよね。

森本 7年前、自宅で一人の時でした。早朝にひどい胸やけを感じて、冷や汗が止まらず、やがて肩甲骨のあたりが異常に腫れ上がったんです。なんとか自力で救急車を呼べたこと、その時の救急隊や搬送先のお医者様の好判断、好処置があったことで助かりましたが、医者には、あと30分遅かったら危なかったと言われました。

小松 意識があったのは幸いでしたね。

森本 そうですね。まあ、幼少時代からあまり丈夫ではなかったうえに、大人になってからも何度かぶつかったり骨を折ったりいろいろありまして、僕自身は、ここまで生きられて本当に幸せだなあと思っているくらいなので、死ぬことにあまり恐れはないんです。けれど、安否が分からずに、家族や友だちが心配するような状況は避けたいですね。

小松 災害や事故に巻き込まれた場合も、まずは安否確認ですから。

森本 待たせる方と待たされる方というのは、たとえばメールの返信を待っていると、非常に時間が長く感じられるように、対等ではないですよね。待たされる方の身になって、本人ではなく家族のためのサービスを考えられたのは、画期的だと思います。

小松 ありがとうございます。もう一つ、このCSSサービスには、万が一に備えて損害保険も付帯しているんです。ご家族が他人にけがをさせたり、物を壊してしまったりした場合に、3億円まで補償されます。

森本 それはいいですね。自転車の事故のニュースは最近よく聞きますからね。

小松 CSSはあえてGPS(全地球測位システム)などを使わないアナログシステムとすることで、誰もが利用しやすく、非常時に強いということが特長です。今後は、海外での特許の取得も進め、社会の一つのインフラとして機能させていきたいと思っています。

森本 うまいなあ。身に着ける側にとっては、緊急時の備えがあることで得られる安心感だけでなく、磁気ネックレスが血行を改善して日頃の健康もサポートしてくれるというのも魅力ですね。このサービスがこれからみなさんに広く認知されることを、僕も期待しています。

大切な人を身元不明の事態から守る

CSS―COLANTOTTE SAFETY SYSTEM―
(コラントッテ・セーフティ・システム)とは

 磁気健康ギア「Colantotte(コラントッテ)」の製造・販売元である株式会社コラントッテ(本社・大阪市中央区)は、不測の事故・災害・急病・徘徊などが起こった際に、大切な人を身元不明の事態から守るためのCSS(コラントッテ・セーフティ・システム)を開発し、2017年1月からサービスを開始した。

 同サービスは、あらかじめ緊急連絡先として、家族や親戚、友人や勤務先など最大5件までの連絡先を登録しておくことで、万が一、事故や病気などで身元照会が必要となった際に、警察や消防、発見・介助者がペンダントトップに記されたCSS管理センター(フリーダイヤル)へ通報すると、管理センターが登録された緊急連絡先に24時間・365日体制で連絡するというもの(特許取得:特許第5873946号)。サービスには、東京海上日動火災保険との提携により、交通事故傷害保険(死亡・後遺障害のみ最大100万円)と賠償責任危険保険特約(支払い限度額3億円)も付帯されており、申し込みと同時に自動的に損害保険サービスを受けられるようにもなっている。利用料は年額1万8000円(税別)。

 発見者は、強固なセキュリティシステムを完備したCSS管理センターに通報するのみ、また、管理センターに登録されている内容も必要最小限の緊急連絡先のみのため、個人情報の流出リスクが抑えられていることも大きな特長。さらに、GPS機能などの最新技術をあえて搭載せず、キーロックなども不要、「身に着けているペンダントのフリーダイヤルに電話をするだけ」というアナログシステムであることが、誰もが簡単に利用できる非常時に強いシステムサービスとして期待が高まっている。

CSS(コラントッテ・セーフティ・システム)の詳細はこちら
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