とうがんは夏が旬の野菜です。「冬瓜」と書くのは、保存が利くため冬にもよく食べられていたから。よく見られるのは楕円形ですが、丸いものもあり、サイズもバラエティに富んでいます。

 とうがんは約95%が水分であるため、体の熱を冷ます作用があります。夏場の熱中症対策に効果的です。

 栄養成分としては、免疫力を高めるビタミンC、食物繊維、カリウムが含まれています。カリウムはナトリウムの排出を促すことから、血圧改善におすすめです。また、水分とカリウムとで利尿作用があり、むくみ解消にも役立ちます。

 皮をむいて、種とワタを取り除いてから調理しますが、皮は刻んで炒め物にしたり、ワタもあんかけにするなど、残さず食べることができます。

● ずっしりと重みがあるものがおいしい
● 種がしっかり詰まっていると良品
● まだら模様がはっきりしているものは完熟

 丸ごとなら冷暗所で2~3カ月はもつ。カットしたものはラップでぴっちり包み、冷蔵庫の野菜室で保存。

ウナギ

動脈硬化の予防に

 とうがんのビタミンCが、ウナギのビタミンEの抗酸化作用をサポート。動脈硬化の予防効果アップが期待できる。

しっかりした味の食材と

 味も香りもほぼない。味の際立つ食材と合わせたり、煮込んで味を含ませるとおいしい。

出典:廣田孝子監修「最新決定版 食材事典」(学研 刊)