ベリーとは、やわらかく小さな実をつける植物のこと。ブルーベリーは、その名のとおり青紫色の小さな果実です。

 鮮やかな青紫色は、アントシアンという色素成分によるものです。強い抗酸化作用があり、特に目の疲れを改善する働きが注目されています。目の網膜(もうまく)にはロドプシンという光を感じる色素があり、アントシアンはこれの再合成を促進すると考えられています。

 また、ブルーベリーに似たビルベリーは、戦争中、夜間の戦いでも目をよく見えるようにしたという伝説があります。カシスにも同様の働きがあるようです。

 ほかにも、抗酸化作用のあるβ(ベータ)カロテン、ビタミンEが多く、老化防止に役立ちます。食物繊維も豊富で、腸の働きを整える効果があります。

● 青紫色が濃く、むらがないものがおいしい
● 鮮度がよいものはハリがあり、白い粉(ブルーム)がついている
● 小粒より大粒のほうが、酸味が控えめ

 密閉容器に入れ、冷蔵庫で保存。傷みやすいためすぐに食べる。洗って平らに並べ、冷凍保存も可能。

ヨーグルト

おなかの調子を整える

 ブルーベリーの食物繊維とヨーグルトの乳酸菌は、どちらも整腸作用が。おなかの調子を整える効果が期待できる。

洗って皮つきで食べる

 アントシアンは皮に豊富に含まれている。水を張ったボウルでサッと洗い、皮つきのまま食べよう。

冷凍品は自然解凍がベスト

 使う分だけ取り出し、冷蔵庫内で自然解凍する。半解凍のまま、ジュースやシャーベットに使うとおいしい。

出典:廣田孝子監修「最新決定版 食材事典」(学研 刊)