パプリカとはオランダ語でピーマンのこと。大型の緑色のパプリカが熱して、赤や黄色、オレンジ色になったものです。苦みはほとんどなく、フルーツのような甘みがあるため、サラダなど生で食べるのに適しています。

 ビタミンCが豊富で、美肌や免疫力アップにおすすめ。そのほか、β(ベータ)カロテンや食物繊維も多く含まれています。

 また、赤色のものにはカプサンチンが、黄色のものにはアスタキサンチンが含まれています。どちらもカロテノイドの一種で強い抗酸化作用があります。体内の酸化を抑えることで、動脈硬化や老化を防ぐ効果が期待できます。

 これらのカロテノイドは脂溶性なので、生食するときはオリーブ油などの脂質といっしょにとると吸収がよくなります。

● 皮が厚くハリがあり、色鮮やかなものが上質
● ヘタがピンとしていると新鮮
● 皮に厚みがあり、種が育っていないものがおいしい

 水けをふき、ビニール袋に入れて野菜室へ。種を取ってせん切りにし、塩ゆでして冷凍すると1カ月はもつ。

タイ

認知症の予防に

 パプリカのカロテノイドの抗酸化作用と、タイ(養殖)に豊富なオメガ3脂肪酸が、脳細胞の老化予防に役立つ。

マリネにすれば、βカロテンの吸収がアップ

 βカロテンは脂溶性。油と合わせてマリネなどにすると、効率よく摂取できる。

加熱調理すると甘みが増す

 網焼きなど直火で焼くと甘みと風味が増す。皮は、焼いてから水にとるとむきやすい。

出典:廣田孝子監修「最新決定版 食材事典」(学研 刊)