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昨年8月、みなさんに南阿蘇村黒川地区で震災の体験や教訓を伝える語り部をした(詳細はこちら)、「阿蘇の灯」の林 風笑です。みなさんと一緒に歩いた黒川地区はさらに建物の解体が進み更地が増えました。私たちは熊本市内にあるキャンパスで勉強しているため、村の大家さんや住民さんと会える機会が減りました。でも、阿蘇が好き!南阿蘇村とのつながりを無くしたくない!との思いから、語り部のほか、お正月の伝統行事である〈どんどや〉を住民さんと一緒に行ったり、南阿蘇大復興祭に参加したりするなどの活動をしています。
〈どんどや〉では家族みたいだった学生と大家さん、住民さん方が顔を合わせ、復興祭では南阿蘇村にアーティストや県外からのお客さんがたくさん集まって、とても盛り上がりました。地震を経験していない1年生も参加し、阿蘇との新たなつながりも生まれています。
先日、みなさんと一緒に行った「体験民宿なかむら牧場」へお邪魔してきました。私たちが行った日に生まれた牛の「ノリコ」はずいぶん大きくなっていましたよ!そして中村さん宅では、震災で使えなくなった牛舎を建て直しているところです。まだまだ復興には時間がかかりますが、私たちにできることを探して活動していきます。