トップ > 大阪市立大宮小学校で感染症予防のポスターが掲示されました
大阪市立大宮小学校(大阪市旭区)では、「新聞のちから」委員会や放送出版プランニングセンター(本社・大阪市中央区)などが協力して作成した感染症の予防啓発ポスターを校内に掲示し、感染予防活動に役立てている。
ポスターは、目につきやすい校舎の階段付近などに掲示されている。児童からも「子どもの好きそうなヒーローもので紹介しているところが良い」「ふりがながふっているので、低学年にも分かりやすい」「ポスターに描かれたヒーローが全員マスクを着けているので、自分も着けなくちゃ、と思う」「小さいアマビエも描かれていて面白い」と好評だ。
同校は児童の保健活動に熱心に取り組んでおり、毎年度、5、6年生が構成する健康委員会が中心となってテーマを決めて健康推進を図っている。今年度は「新型コロナウイルスを予防しよう」を掲げ、校内放送などで予防を呼びかけてきたほか、感染予防を訴える約8分間のDVDを自分たちで作成した。
制作には委員17人全員が参加。それぞれがアナウンサー、リポーター、大学教授などに扮して、手洗いやマスク着用、3密回避、換気の大切さ、免疫力アップの方法などを紹介している。「セリフを覚えるのが大変だった」「緊張して声が小さくなったり、大きくなったりした」などと苦労しながら、昨年11月に完成。全校児童が各教室で鑑賞した。
こうした取り組みを進めてきただけに、丹羽和江校長はポスターについて「子どもたちが自分自身で体を守る意識を高めてくれたらうれしい」と話していた。
2021.02.01