京都学園大学
本学は「世界的視野で主体的に考え、行動する人材の育成」という建学の精神を基に、これまで大学の国際化に注力してきました。海外7か国15大学と交換留学協定や交流協定、海外の5高校と指定校協定を締結。外国人留学生数は全学生数の約4%となっています。さらに、ハーバード大学アジアセンターと学術交流協定を結び、講演会やシンポジウムなどを実施しています。本事業では、本学の魅力を世界に発信して、中国、台湾、韓国などからの留学生をこれまで以上に受け入れる態勢を整えるほか、ミャンマーやカザフスタンの大学との交流を進めて、留学生数を倍増していく計画です。
GIP(Global Internship Program)では、海外企業・海外進出企業への企業留学に挑戦します。3回生の春学期に中国・江蘇省の南通大学で約3か月の語学研修を受け、中国語での基本的なコミュニケーション能力を身につけたあと、上海市にある企業で実習に取り組みます。アジアのビジネスの現場を知り、グローバルに活躍できる人材として必要な語学力と幅広い視野を身に着けることができます。教室では得られないリアルな体験を通した発見は、職業観の形成にもつながり、その後の学びに大きな示唆を与えてくれます。
できるだけ多くの学生に海外体験をしてもらおうと、海外のさまざまな地域、さまざまな内容で短期の海外研修プログラムを実施しています。たとえば、英国の語学学校での集中英語講座、タイの大学での英語研修とタイの企業見学、モンゴルで植生や畜産の実態を学ぶモンゴル・フィールドワーク、ハワイで日系移民の歴史を学びながら世界の中の日本人を体感するハワイ研修、ドイツ語の集中講座、上海の大学でスポーツ文化を学ぶ短期研修など、海外の提携大学と連携しながら、独自のユニークなプログラムを拡大しつづけています。