英文を書くときの文法上の注意点

 エッセーを書き出す前に・・・英文の基本的な書き方として、以下の決め事を確認しましょう。記載事項は、普段の英作文の時にも活用できるものです。ぜひ暗記して普段の勉強にも生かしましょう。

また、エッセーを書き終えたあとも、提出前に再度確認することで文法ミスを極力減らすよう心がけましょう。

文語体と口語体の識別について

文語体では短縮形は用いません
don’t ではなく do notを使いましょう
ただし、会話体では短縮形を用い、“I am a ~” ではなく“I’m a ~”となります

 

■文語体では、文頭にBut , And , Soを置くことはできません
それぞれ、However,S V. Furthermore(Moreover), S V. Therefore, S V.としましょう

 

省略すべき関係代名詞
口語体では、the man whom I met , the tool which I usedなどの関係代名詞は必ず省略し、文語体でもよほど硬い文を除いては省略するようにしましょう。もちろんthe man who lived here , the tool that is necessary for youなどの主格は省略できません

 

■ コンマのつかない関係代名詞(限定用法)では、米語ではwhichは不可とされます

例) the tool that(×which)I used yesterday.

体裁の約束事について

■ 英作文が数行から成る場合には、2文目以降は第1文より左に出しましょう

例)

○ However, we should not forget that many people
have been trying hard to protect them.
× However, we should not forget that many people
 have been trying hard to protect them.

 

 

■ むやみに改行しないように注意しましょう
例)
× People are surrounded by so many cultural assets.
 However, we should not forget that many people
have been trying hard to protect them.

 

 

■ 行頭にコンマやピリオドを書いてはいけません
例) × , I met her.

 

 

■ howeverやthereforeなどの副詞の後には必ずコンマをつけましょう
例) However , this has a positive effect on us.

 

 

■ however , on the other handなどは副詞なので文と文をつなぐことはできません

 

 

■ butやandのうしろにコンマをつけてはいけません
例外はbut , in my opinion, it is…のように、butやandの後に副詞(句・節)の挿入がある場合です

 

 

■ 1つの単語を途中で区切って2行に渡らないようにしましょう

 

 

■ 同じ単語、構文を反復してはなりません

例えばdoctorsの次はmedical expertsとかphysiciansを用います

名詞の使用方法について

■ 可算名詞か準不可算名詞(場合によって可算名詞になる)か不可算名詞かを確認しましょう
※辞書で[C]は可算名詞、[U]は不可算名詞

 

 

■ 不可算名詞でも、可算名詞として扱うもの(準不可算名詞)もあるので注意しましょう

例) Time is money.  / a long time / have a lot of experience など

 

■ 単数形か複数形か、冠詞はaかtheかなどを吟味しましょう

 

■ 動詞と副詞/動詞と名詞の組み合わせは、暗記しているもの以外は使えません

「真剣に答える」  

▲ seriously answer  

○ take it seriously and answer

 

「曖昧に考える」  

▲ think vaguely    

○ have a vague idea that SV

 

■ 形容詞と名詞の組み合わせは、暗記しているもの以外は使えません

 

「重大な問題」

▲ an important problem

○ a serious problem

 

「多くの語彙」

× a many vocabulary

○ a large vocabulary

 

■ 抽象名詞の使用は避けましょう(動詞との組み合わせが困難なため)

 

「彼の真意」

▲ his real intention

○ what he really wants to say

 

「出来事」

▲ events

○ what is happening

 

「その重要性」

▲ its importance

○ how important it is

 

「世間体」

▲ appearances

○ what other people think of you

その他の細かい決め事について

■ 「人」は単数形ではa someone、複数形ではpeopleを使います。また、a manは「男」の意味になります。
a personは硬い表現のため避けましょう

 

 

■ 「文」にa sentenceは使用せず動詞+副詞で表現します

例) 良い文を書く write well

 

 

■ 肯定文ではmuchは使用できません
例外) so much , as much , too much

 

 

■ thinkは自動詞のためthink+名詞という使い方はできません
例外) think that SV

 

 

■ 一般論の“you”は通例単数扱いです
例) when you are a student(×students)

 

 

■ for exampleは、例となる文を書く場合に使います。「A,B,Cのような~」の場合には、~such as A, B, and Cとします

 

 

■ nature「自然」は使用範囲が非常に狭いため、決まったコロケーション以外は使えません

 

 

■ sameには必ずtheを付けます

例) ×same places ○the same places

 

 

■ become to (V)は誤用です。使う場合は主語の後に、形容詞や名詞を伴って使います。
例)
× I became to understand.
○ I came to understand.
○ He became a dentist.
○ He may become famous someday.

 

 

■ spendは、「何に時間を使ったのか」に重点がある。spend + 時間だけでは使えず、

spend + 時間+ (in) ~ingという形で使います

 

 

■ 「~しながら」にwith (V)ingやduring(V)ingは使えない。While (V)ingを使う
withはwith + O+ (V)ingという形で使います

 

 

■ I thinkは多用しないよう気をつけましょう。省くかI believeや in my opinionを代用しましょう

 

 

■ 日本語をなるべく使わないように。使う場合は説明を加えましょう

例) “hinamatsuri”, or the Doll Festival held on March 3rd.

 

 

■ 数字は年号や大きな数字をのぞいて、極力算用数字は避けて英語で書きましょう
例) △ in my 30s  ○ in my thirties

 

■ 理由を列挙する場合は、Firstly,…. Secondly,….という形を用いましょう

 

■ S V… Because S’ V’の形は使えません

 

■ 自由英作文でThis is because…を用いた場合、うしろに「理由そのもの」を置かねばなりませんが、日本人が書くと理由になっていないことが多いので、このフレーズは省いて書くほうがよいでしょう

 

■ notice~は、「(目で見て)~に気がついている」の意味です。「重要性に気づく」などではfind out how importance~などとするようにしましょう

 

■ veryの多用を避けましょう。
very happy → delighted, very tired → exhausted, very good → wonderfulなどと言い換えるようにしましょう