研修の実施例

プロ野球選手が「文章力」「コミュ力」アップ図る

四国アイランドリーグplus

 プロ野球の独立リーグ、四国アイランドリーグplus(IL)の4球団の選手16人が2022年10月4日、香川県丸亀市の離島・広島(讃岐広島)にある広島コミュニティセンターで「新聞のちから研修」を受講しました。

 研修は、将来のセカンドキャリアに向けた体験会の一環として開かれました。講師は最初に、新聞を毎日読むことの大切さを説明。その後、選手たちは文章で分かりやすく伝えるコツを学びました。普段はグラウンドで伸び伸びとプレーしている選手たちも、当初は慣れない研修に少し戸惑った様子でしたが、苦労しながらワークをこなすうちに理解を深め、納得した表情に変わっていきました。

 最後に、4人ずつのグループに分かれて「壁新聞」づくりに挑戦しました。選手たちは、当日の朝刊を読んで、それぞれ気になる記事を切り取ると、選んだ理由を説明し合った後、模造紙に記事を貼り付け、壁新聞を作りました。完成した新聞をグループごとにプレゼンテーションする際には、なぜ、その記事が気になったのかを自分の経験や趣味などを交えながら発表し、それぞれ大きな拍手を浴びていました。

 体験会ではほかに、香川県特産の「丸亀うちわ」やうどんづくりにも挑みました。

 
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