研修の実施例

SDGs学習に生かす新聞の読み方

雲雀丘学園小学校

 雲雀丘学園小学校(兵庫県宝塚市)で2021年6月28日、読売新聞大阪本社「新聞のちから」委員会講師による出前授業がありました。5年生の4クラス、約140人が、新聞の読み方や効率的な記事の探し方などを学び、紙の新聞に親しみました。

 同校5年生は、総合的な学習の時間にSDGs(持続可能な開発目標)を学んでいます。それぞれがテーマを決め、タブレットを活用して調べ学習に取り組んできました。今回は新聞記事を使ったスクラップ新聞作りをするため、まずは新聞について詳しく知りたいとちから委員会に依頼がありました。

 授業では講師が、「新聞記事は大事なことから書かれている」「見出しと一段落目を読めば大事なことがすぐわかる」などと説明。テーマにあった記事を探すために、「できるだけたくさんのキーワードを考えてみよう」と呼びかけました。

 ワークでは「新聞から探そう」に挑戦。「今日の日の入り時刻は」「阪神・佐藤輝明選手の前日の安打数」などの問題に、「どこにあるんだろう」「プロ野球はスポーツ面だ」と言いながら熱心に取り組んでいました。

 授業を終えた児童は「見出しをパラパラ見るだけで、読みたい記事を見つけられた」と驚いた様子。担任教諭は「もっと新聞をしっかり読もうと思った。授業に生かしていきたい」と話していました。

 
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